ろうろう介護うろうろ

介護する人70歳 介護される人101歳

102歳の冬

このごろ、うちの102歳への投薬では、実は、降圧剤を含めて、いくつかの薬をやめている。率直に言って、「このほうが元気」という感じがしている。のんでいた薬の効能を調べてみると、たとえばビタミンDを補うということでのんでいたものは、補うというより、欠乏した際にのむものであって、ちょっとそれ、きつすぎないか?超高齢者だし、副作用の可能性も高いし、と思った。素人考えだろうけれど、でも、そのほうが元気だし。

 

そうそう、なかなか更新しないあいだに、101歳は102歳になった。とりあえず、温かい冬なのは助かる。どう考えても異常気象であることは気になるけれど、まあやはり個人的には、とりあえず。

 

手すりは早期につけるほうがよかったみたいだ

家の中に手すりをつけた。

101歳は、立ち上がっても自立はしていられない状態になっており、杖が折れそうなくらいに杖頼みな歩きで、トイレと、玄関という必須の場所にだけだが、とてもしんどそうに行っていたので、今回その行き来のための手すりをつけてもらった。

 

すると、つけて2日ほどで慣れて、そうすると、気軽に居室を出てキッチンのテーブルに座っていたりするようになった。もうすっかり寝てばかりになってしまっていたのだけれど、楽に歩けるということで、大きく生活と意識が変わったようだ。

こんなことなら、もっと早くにつければよかった!と思う。問題は単に歩きやすさ補助ということではなかったのだった。

 

家の中が狭くなるのではないかという心配とか、杖で歩くのに比べて大袈裟な障害状態の人になってしまったような印象を本人が持つのでは?という危惧とかで、「まあなんとかなってるうちはいいか」と思ってしまっていたが、さっさと導入していたら、老化進行はずっと遅らせられたのではなかったか。

うちのような、かなりの高齢の居宅介助生活においても、部屋の中でできるだけ自分で楽に行き来できるかというのは、とても重要なことだった。

老老介護の食事

自宅と実家を、毎日40分のドライブで行き来、夜10時頃に到着、朝5時か6時起きで、片付け食事準備下の世話等等等ならびに表の掃除や植え込みの散水もちろんゴミ捨ても、そしてやっと実家をあとにし、家に帰ったら今度は2件分のそれぞれ内容に差がある買い物など。

 

通い介護、こんな感じで一年くらいが経った。去年今頃、はじめは週数回来始めて、秋深まる頃から毎晩にした。

 

ここ数日になって、ちょっと気がついたのは、自分や夫が栄養不足になっているのではないか?ということ。急に夜にこむら返りを起こしたりするようになったため。

 

年寄りの栄養には頭を使っている反面、自分らの食事がいい加減になっている。朝食にかんしては、自宅にいる夫が、もとと変わらない内容でしっかりサラダも盛って朝待ってくれているけれど、やはり朝はタンパク質も含めて栄養は完璧になりずらい。

 

年齢的にも自身が高齢者なので、これからの老老介護食体系について、ちょっとしっかり考えていかないと、と思う。こっちが倒れちゃうと、もう介護もできないんだし。

 

 

 

 

 

 

スギ薬局の介護パンツおすすめ

うちの被介護人は、101歳。最近になってめっきり眠ってばかりになったが、寝たきりで動けないわけではない。折れそうになる杖で、なんとかかんとか、冷蔵庫前とトイレには行く。

通い介護のわたしは毎晩9時か10時にそこにやってきて、まず寝室に行って様子をみる。101歳は、そのとき、たいていは、寝ている。

が、ちょうどトイレに行ってきたところだったりすることは、もちろんある。

今夜はその場合だった。

「出た?」

数日便秘状態だったので、そう訊いた。すると、「いいや」と答え、アイス食べる」と言い、手にアイス一本持って、早くベッドに戻りたそう。いやそれはいいけど、しかし!

なんとなく、いわゆる、においが、部屋に、広がっているのだ。

それで、アイス片手のままに停止させ、パの中を覗いた。ら、すごい世界になっていた。「出てるやん!」と、思わず叫んでしまう。

ああ、だめだ。こういう時に、これが、よかったすばらしいというように表現して、被介護人を傷つけず、むしろ鼓舞できるような、そんなしんじられないような良質な介護人ではわたしはないので、だめだ。

と、思ったりもしながら、拭いて着替えさせて下の処理をするが、やっとこさそれがすんだらもう、被介護人は、そそくさと、満足そうにアイスを食べている。なぜかこのときは、杖歩きの捌きもやや軽やかにベッドに行って。 

 え?

気にしてない?! パンツの中がうんこだらけだったことも、見つけたわたしがグジャグジャ文句言ってたことも、きにしてないのか?どこ吹く風?

 

のちほどに訊いてみると、パンツの中のじょうたいについては、まったく知らなかったのだそう。すごいかも超老人力。いや、きっと、パンツの吸収パワーもある。

そんなわけで、介護パンツもあれこれさまよってきたが、スギ薬局の「たっぷり吸収長時間安心リハビリパンツ6回分」が、ほんとすごい安心してまかせられると感じている,。 

スギ薬局の製品なので、スギ薬局かジャパンにしか無いのが、ちょっと不便。